今を生き抜くために
こんにちは
動物看護師の藤居です
少し前の話になりますが、
8月に曽祖母が99歳で逝去しました
認知症もあり、10年以上会えておらずの
お別れとなってしまいましたが、
約15年前に73歳で亡くなった祖父を想うと
本当に大往生だったと思います
お葬式には仕事で参列できませんでしたが、
お通夜で久しぶりに親戚と顔を合わせて心が和む
機会を曽祖母が与えてくれたような気がしました
おばあちゃんありがとう
身内が亡くなった悲しさは勿論ですが、
同時に、「太平洋戦争」を経験した方が
こうして亡くなられていって
しまっていることを実感しました
なぜ急にそんな話になるのかと思われて
しまうと思いますが、
近年、テレビであまり見かけなくなって
しまった終戦ドラマや、
図書室などからも姿を消してしまっているという
『はだしのゲン』などの戦争漫画
そんな今の世の中に違和感を感じて、
終戦記念日のある8月に過去のドラマなどを
見返して自分なりの追悼をするようになりました
そんな中、歳を追う毎に感じることが
多くなっている存在があります
『神風特攻隊』
生きて帰ることを許されず
必ず死ぬことを覚悟し
時に死にゆく仲間を見送り
もう会えない大事な人達を想い
その大事な人たちを守るためにと
どんな気持ちで、どんな思いで
出撃していき 散っていったのか
想像するに余りあります
そんな方々の残した言葉の、美しいこと
ドラマなどでは見かけなくなっても、
終戦記念日の時期になるとニュースには
必ずと言って良いほど
戦争の話題はとりあげられています
今の日本人は、戦争がなく
簡単に他者と連絡がとれることが当たり前で
日本語の形もどんどん変わってきています
しかし、彼らの言葉を聞くと、
心の底から伝えたい言葉と、本来の
正しい日本語で書かれた手紙は
こんなにも美しく胸に刺さるものなのかと
気付かされました
国内も世界情勢をみても、決して平和とは言えない今の世の中
日本は戦争をしないとただ思っているだけの
状況では済まない今の日本政府の実状
『第三次世界大戦』なんて言葉も耳にします
こうした状況の中で、過去に悲惨な経験を
した人達の言葉をどんどん聞けなくなることは
本当に危機を感じます
こんな世の中で、いいんですかね
自分も含めてですが、今の日本は
彼らが命をかけてまで守りたかった国に、
世の中になれているんですかね
戦争がなくても既に苦しい世の中で
絶対に過ちは繰り返させてはいけない
ここ数年で政治に関心を持つことの
重要さを実感したので、大人として日本人として
しっかり選挙に行くべきだと思いました
先人に恥じぬ世の中になりますように