夏は
こんにちは( ̄▽ ̄)
7月初旬、初夏に入ったその折に
胸躍るイベントの第一弾が、藤居家で
ひっそりと行われました
夏ジブリ
ただエアコンの効いた涼しい部屋でジブリをみる
というだけのもの
ですがそれが一際いいのです
と言うわけで第一弾の今回は、
いつぶりか記憶が定かではないくらい
久しぶりの視聴
そいやっさ!
野生で暮らす狸達が、人間の山開発に
よって故郷を奪われ、住む場所を
なくしてしまう危機に立ち向かうため
戦う物語です
主に、他の物に化ける技術「化け学(ばけがく)」を
駆使し、人間を驚かせたり、実際に工事の
邪魔をすることで、人間の死者を出すような
ことも成し遂げる狸たち
それでも、人間の開発は一時的に止まれこそ
根本から覆せず、どんどん住む場所を奪われていく
人里におりて、車に轢かれて死んでしまう狸もいる
まさに現代の有様だなぁと痛感しました
かく言う藤居も、動物看護師という仕事を
選んだ背景には、このような野生動物の存在も
一員の1つでした
高校時代、自転車で片道約1時間かかる距離を
通学していたのですが、その道中、
事故で亡くなっている野生動物たちを
幾度も目にし、少し言葉では表現しにくいですが、
耐え難い感情を抱いていました
人間だけが好き勝手に生きているから
こんなことが起きてしまう、
いつから地球は人間の物になったのだと
当時は本気でそんなふうに考えて憤りを感じておりました
この仕事は、直接野生動物に貢献できるわけではなく、
むしろ家庭の動物に接するからこそ伝染病などを考慮し
野生動物とは距離を置かなければいけない側面も
あります
ですがそれより何より、動物の役に立ちたい
事故に遭う野生動物を減らせるわけではないけど
それでも命を救うことに貢献できるかも
しれないこの仕事をしたいと感じたのがきっけでした
日野に通勤するようになり、
またそんな光景を目にすることが増えて
正直辛いところもあります
綺麗事を言っても、自分には何もできない
それを痛感するのがより辛いんですよね
かなり話が逸れましたが、
結局は現代のように住む場所を無くした狸達は、
化け学を使って人間社会に溶け込んだり、
残された自然の中で暮らしていく…
という結末で物語は幕を閉じます
ストーリー展開の派手な演出はそんなにない、
割と平穏なシーンがほとんどなので、
視聴意見は異なるかもしれませんが、
テーマはあのもののけ姫と変わらない、大事な
メッセージが込められた作品だと思います
大人になって見返すとより
感じ方も変わってくると思いますので、
よければ皆さん、夏ジブリ
ぜひ楽しんでみて下さい
ちなみに2回目はもののけ姫
3回目は魔女の宅急便を楽しみました
8月が終わってしまうまでに、あと3作品は
夏ジブリしたいなぁと思っております